トークナイゼーションとは、機密データをトークンと呼ばれる疑似データに置き換えることによって、権限のないデータ読み取りから機密情報を保護するセキュリティ機能です。
生成されるトークンはトークナイゼーションエンジン毎に固有の値となるため、機密データへの復号は生成したエンジンによってのみ可能です。従って、データを外部に持ち出し別のトークナイゼーションエンジンを適用しても復号する事は出来ません。また、何らかの計算処理によってトークンを復号することも出来ません。
トークナイゼーションエンジンは、権限を与えられたユーザやアプリケーションに対しトークンの復号を許可します。権限のないユーザやアプリケーションはトークン化された機密データの元の値を参照することはできません。
トークナイゼーション技術は、データ置き換えという単純な仕組みながら、機密データの不正な読み取り、データの外部への持ち出し・漏洩に対し強固な情報保護が可能であるという優れた利点を持っています。
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