HPE NonStopサーバーのアーカイブデータを強固に保護
企業の重要データはシステムでの利用を終えて外部にアーカイブ保存された後も高いレベルのデータ保護が求められます。comForte SecurTapeは、テープバックアップをはじめとしたHPE NonStopサーバーの様々な種類のアーカイブデータを強固に暗号化し、アーカイブメディアやファイルの紛失・盗難による機密データの漏洩を防止するセキュリティソリューションです。
アーカイブデータの暗号化に専用アプライアンスやテープ装置などの新たなハードウェア機器の購入は不要です。既存システムにSecurTapeソフトウェアを導入するだけでアーカイブデータの暗号化機能を組み込むことができます。
一般的なテープバックアップ(Backup/Restore)だけでなく、OSSファイルやTMFダンプのバックアップ、圧縮ファイルの暗号化もサポート。HPE NonStopサーバーの様々なアーカイブデータの保護に幅広く利用できます。
SecurTapeはNonStop標準のアーカイブコマンドと類似のコマンドインターフェイスを持っているため、現行のアーカイブ運用を大きく変更することなく暗号化機能を導入することができます。
ユーザはSTAPEコマンドをBACKUPモードで実行します。STAPEコマンドがBACKUPコマンド が処理したバックアップデータを受け取り、暗号化してテープに出力します。
ユーザはSTAPEコマンドをRESTOREモードで実行します。STAPEは暗号化テープからデータを読み出しバックアップデータ形式に復号します。RESTOREコマンドはSTAPEから渡されたバックアップデータからファイルを復元します。
非対称鍵と対称鍵を組み合わせたハイブリッドの暗号化処理により高い機密性を実現しています。データはセッション毎に生成されるランダムなセッションキーで暗号化され、セッションキーはキーストアの非対称鍵で暗号化され保管されます。データの復号に必要となるセッションキーはキーストアに保管された対応するプライベートキーがなければ復元することができません。
以下の様なアーカイブコマンドの暗号化/復号をサポートしています
キーストアのデータはパスフレーズで保護されていますが、さらに高度なセキュリティで管理することも可能です。キー管理者と複数の承認者によるSplit KnowledgeやDual Control機能を用いた承認ワークフローを設定し、プライベートキーの生成や使用に対して厳密な管理を行うことができます。
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