• システム運用・管理

JobScheduler for MPP

HPE NonStopサーバー向けジョブ管理ソリューション

JobScheduler for MPP

HPE NonStopサーバー大規模システム向け高機能ジョブ管理ソリューション

JobScheduler for MPP(以下、ジョブスケジューラ) はHPE NonStopサーバー向けのジョブ運用管理ソリューションです。オンライントランザクション処理が中心のHPE NonStopサーバーにおいても大規模システムの適用業務のジョブ管理は重要であり、その運用は複雑となります。ジョブスケジューラはこのような大規模システム向けのジョブ管理ソリューションとして開発されました。

製品の特長

大規模システムに対応した高い信頼性と性能を実現

  • CPUの自動選択による自動負荷分散
  • マルチスレッド自動制御による同時並行処理
  • CPU障害やソフトウェア障害発生時の自動リカバリ機能
  • マルチノードシステムにおいて他ノードを意識せずシングルシステムとして運用することが可能

JobScheduler for MPP概要図

様々な条件でのジョブ起動を可能とし多様な業務要件に柔軟に対応

ジョブスケジューラは、業務カレンダのスケジュールに基づいたジョブの実行を基本とし、さらに以下の様な複数のジョブ起動方法を備えています。 また、繰り返し指定、時間帯指定、複数の条件判定などジョブの実行条件を詳細に制御することができ、お客様の業務要件に柔軟に対応したバッチ処理を構成することができます。

時刻起動 業務カレンダーを基に、指定した日付・時刻にジョブを実行するスケジュール実行
Que登録契機起動 アプリケーションがQueファイルへ情報を登録することを契機としたジョブ実行。業務アプリケーションとの連携
先行ジョブ契機起動 先行ジョブとして設定したジョブの終了を契機としたジョブ実行。先行/後続ジョブの定義により、ジョブの実行フローを構成することができます
オペレータ指定起動 オペレータにより設定された任意のタイミングでのジョブ実行(随時/即時実行、強制実行、再実行)

ジョブステップによるバッチプログラムの実行フロー定義

ジョブスケジューラは、ジョブステップによりジョブの中でのプログラムの実行フローを構成することができます。ジョブステップはプログラムの実行順に定義し、同時に実行できるプログラムを一つのジョブステップにまとめます。ジョブが起動されると、ジョブステップが定義順に逐次実行されます。

その他の製品特長

  • 業務要件に合わせた柔軟なカレンダー設定(休業日、例外的休業日、運休日など)が可能
  • ジョブ情報をMicrosoft Excelシートでバッチ登録することができる一括メンテナンス機能
  • ノード間連携機能により、マルチノード間でのジョブ・スケジュール定義の共有、同期が可能

システム運用管理ソフトウェアJP1との連携機能

ジョブスケジューラは、国内標準の統合システム管理製品日立JP1との連携を可能とする「JP1連携機能」を備えています。JP1連携機能により、JP1でのEMSログの統合監視と、JP1/ジョブスケジューラ双方向のジョブ起動が可能になります。

EMSログ連携機能 HPE NonStopサーバー上で発生したEMSログをJP1イベント監視画面にイベントとして表示することが可能
HPE NonStopサーバージョブ起動機能 JP1のバッチジョブ投入機能を利用してジョブスケジューラに登録されたジョブを起動し、実行状況や結果をJP1画面で確認可能
JP1ジョブ起動機能 JP1に登録されているジョブをジョブジョブスケジューラから起動し、実行状況や結果をジョブスケジューラで確認可能

JP1連携機能概要図

(注)JP1は、株式会社 日立製作所の商標または登録商標です。

JobScheduler for MPPのシステム要件

HPE NonStopサーバー Lシリーズ
必要製品 SQL/MP, TMF, TS/MP, VHS, ENABLE
JP1連携機能 JP1必要製品

JP1/Base

JP1/Integrated Management

JP1/Automatic Job Management System

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