SecurLib/SSL - NonStopアプリケーションのSSL/TLS化
SecurLib/SSLとは
SecurLib/SSLは、NonStop サーバーで稼働するアプリケーションをSSL/TLS化する暗号化ライブラリです。SSL/TLS処理はアプリケーションにリンクされたSecurLib/SSLライブラリ内で実行され、外部の暗号化Proxy(SecurCS)は使用されません。またNon-Nativeアプリケーション向けには、性能を確保するため暗号化処理をオフロードする専用のプロセスを提供します。SecurLib/SSLは、より高い性能のネイティブなSSL/TLSアプリケーションの作成が求められる場合に最適なソリューションです。
SecurLib/SSLの主な特徴
- ネイティブなSSL/TLSアプリケーションの作成が可能
- Proxy型暗号化通信ソリューション(SecurCS)が持つ制約を受けない、ネイティブなSSL/TLSアプリケーションを構築することができます
- 接続相手の実際のIPアドレスとポート番号を知ることが可能
- プロセス間通信のオーバヘッドやセッション数の制限がなく、大規模な環境でも高い性能を発揮することが可能
- comForte社の実績ある最新の暗号化技術を実装
- SecurLib/SSLの暗号化処理はcomForteのSSL製品(SecurCS等)と共通のコードで実装されており、最新のTLSプロトコルにも対応しています
- 既存アプリケーション(Native mode)への容易な適用
- アプリケーションのソースコードを数行変更するだけで、暗号化ライブラリを組み込むことが出来ます(SecurLib/SSL-classic)。アプリケーションのソース修正ができない場合、暗号化ライブラリをDLLとして実行オブジェクトに追加します(SecurLib/SSL-AT)。
- Non-nativeアプリケーションのSSL/TLS化も可能
- Non-Nativeアプリケーション向けには、Nativeコードで実装された暗号化処理を行うコンポーネント(Crypto Provider:SWAP)とインターフェイス用ライブラリを提供します。アプリケーションの実行オブジェクトへ適切なライブラリをバインドし、Crypto Providerプロセスを稼働させる事で、Non-NativeアプリケーションのSSL/TLS化が可能になります(SecurLib/SSL-AT)
SecurLib/SSLのシステム要件
G06.27 以降
H06.07 以降
J06.04 以降
L15.02 以降
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※comForte, SecurLibは、ComForte 21 GmbHの商標または登録商標です。
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