SecurLib/SSLは、HPE NonStopサーバーで稼働するアプリケーションをSSL/TLS化する暗号化ライブラリです。SSL/TLS処理はアプリケーションにリンクされたSecurLib/SSLライブラリ内で実行され、外部の暗号化Proxy(SecurCS)は使用されません。またNon-Nativeアプリケーション向けには、性能を確保するため暗号化処理をオフロードする専用のプロセスを提供します。SecurLib/SSLは、より高い性能のネイティブなSSL/TLSアプリケーションの作成が求められる場合に最適なソリューションです。
Proxy型暗号化通信ソリューション(SecurCS)が持つ制約を受けない、ネイティブなSSL/TLSアプリケーションを構築することができます
SecurLib/SSLの暗号化処理はcomForteのSSL製品(SecurCS等)と共通のコードで実装されており、最新のTLSプロトコルにも対応しています
アプリケーションのソースコードを数行変更するだけで、暗号化ライブラリを組み込むことができます(SecurLib/SSL-classic)。アプリケーションのソース修正ができない場合、暗号化ライブラリをDLLとして実行オブジェクトに追加します(SecurLib/SSL-AT)。
Non-Nativeアプリケーション向けには、Nativeコードで実装された暗号化処理を行うコンポーネント(Crypto Provider:SWAP)とインターフェイス用ライブラリを提供します。アプリケーションの実行オブジェクトへ適切なライブラリをバインドし、Crypto Providerプロセスを稼働させることで、Non-NativeアプリケーションのSSL/TLS化が可能になります(SecurLib/SSL-AT)
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