異種データベース間リアルタイムデータ統合
Oracle GoldenGateはデータベースのトランザクションログからデータ更新情報を抽出し、複製先DBにネイティブSQLでデータ反映を行います。
Oracle GoldenGateの導入には現在稼動中のデータベースや既存アプリケーションへ変更を必要としないため、 Oracle GoldenGateを稼動中のシステムにオンラインで導入することも可能です。 (注:デフォルト設定でトランザクションログに必要十分な情報が出力されない一部のデータベースに関しては設定変更が必要となります)
Oracle GoldenGateのレプリケーションはcommit済みのトランザクションデータのみを転送・複製するため、ディスク単位のフルバックアップによるレプリケーションよりも効率的なデータ転送が可能です。
データレプリケーション処理中でもレプリケーション先のデータベースは常に利用可能です。したがってレプリケーションを実行しながら複製先データベースでBIツール等によるリアルタイムデータ分析を実行することができます。また両方のデータベースを更新し双方向にレプリケーションするアクティブ−アクティブの構成も可能です。
Oracle GoldenGateのアーキテクチャは大規模システムに適する優れた拡張性・柔軟性・耐障害性を実現しています。
Oracle GoldenGateにはデータ変換の為の中間サーバを必要としません。各コンポーネントは疎結合で動作し、構成管理や運用の容易性および耐障害性の向上を実現しています。
Oracle GoldenGateのアーキテクチャは拡張性に優れ、システムのトランザクション量の変化に対し抽出・反映側の稼動プロセス数を増減させることで対応することができます。
レプリケーション構成は、1:1の単純な構成から、1:N(分散)、N:1(集約)、双方向、さらにはA−>B−>Cのようにお客様のニーズに合わせた柔軟な構成をとることが可能です。
Oracle GoldenGateは汎用機からWindowsサーバまで幅広いプラットフォームで稼動し、複数のデータベースとデータベースのバージョンをサポートしています。
Oracle GoldenGateのデータフィルタリング・編集機能は、データ抽出・反映時にユーザ指定のデータフィルタリング・編集を実行可能です。
抽出対象のテーブル、ロー、カラムを条件指定することができ、反映時にも同様の条件設定が可能
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