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TCP/IP企業内・企業間通信ミドルウェア-HULFT8

HULFT 8 for NonStop

HULFT8 for NonStopは、完全統合型フォールトトレラントシステム HPE NonStop サーバー版のHULFT8です。HPE NonStopシリーズの最新システム HPE Integrity NonStop X サーバーにも対応し、ミッションクリティカルシステムでのグローバルなデータ連携を実現する製品です。

HULFT8 for NonStopの固有機能

HULFT8 for NonStopは、HULFT8の標準機能に加え、HPE NonStop サーバーのアーキテクチャを最大限に生かす機能追加が行われています。

ひとつのHULFT環境で複数のTCP/IPプロセスをサポート

HULFT8 for NonStopでは、ひとつのHULFT環境内でTCP/IPプロセス毎に集信・要求受付デーモンを稼働させることができます。 また配信処理では論理ホスト毎に使用するTCP/IPプロセスを指定することが可能です。
上記により、NonStop サーバーの複数TCP/IP環境において集配信処理の平行・分散実行が可能となり、ひとつのHULFT環境において スケーラブルな処理性能向上を図ることができます。

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プロセス名とCPU番号の指定が可能

HULFT8 for NonStopでは、集信・配信・要求受付デーモンにGuardianプロセス名を指定する事ができます。各常駐デーモンにプロセス名を付与することによりNonStop サーバー上でのHULFTシステムの運用管理が容易になります。
また、集配信処理を行うプロセスの稼働CPUを指定することができます。複数のCPU番号を指定することでCPUはラウンドロビンで使用され、システム内の負荷分散および耐CPU障害を実現できます。

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集信前ジョブのサポート

HULFT8 for NonStopは、HULFT標準の「配信前ジョブ」、「配信後ジョブ」、「集信後ジョブ」に加え、集信処理の前にジョブを起動する事ができる「集信前ジョブ」機能を備えています。
「集信前ジョブ」機能は、集信側ホストであるNonStop サーバーにおいて、配信ホストからの配信開始時に登録された業務処理(ジョブ又はプログラム)を実行することができる機能です。起動された集信前ジョブの正常終了後にファイルの集信処理が開始されます。

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HULFT 8 for NonStop 製品仕様

製品別稼働プラットフォーム

製品名称

プラットフォーム、対応OS

HULFT 8 for NonStop-NS3X
HULFT 8 for NonStop-NS7X

HPE Integrity NonStop Xシリーズ
L15.02以降

HULFT 8 for NonStop-NB

HPE Integrity NonStop NBシリーズ
J06.05以降(*1)

HULFT 8 for NonStop-NS

HPE Integrity NonStop NSシリーズ
J06.05以降(*1)

 (*1) HULFT8.1.1: T1200H01^AAEのSPR適用が必要、 HULFT8.1.0: T1200H01^AADのSPR適用が必要

※サポートOSバージョンや必要製品など詳しい情報は弊社までお問い合わせください


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