CSL(Computer Server Link)は、HPE NonStop サーバーのアプリケーションをモダナイゼーションするミドルウェア製品です。CSLを導入することにより、Java/C#アプリケーションやSOAP/RESTのウェブサービスクライアントが既存のNonStop サーバーアプリケーションに容易にアクセスする事が可能になります。
CSL Java/.NET APIは、Java/C#クライアントからNonStop サーバーのアプリケーションへのアクセスを可能とするライブラリです。CSLを使用することで、Java/C#プログラマはNonStopやPathwayの技術的な詳細を意識する事無くビジネスロジックの開発に集中する事ができます。
CSLは、NonStop サーバーのPathwayやスタンドアロンアプリケーションをWebサービスとして公開する事が可能です。既存NonStopアプリケーションに手を加えることなく、CSL Studio上でWebサービスの定義と構成を行うだけでWebサービス化を実現することができます。SOAP/RESTクライアントに加え、CSL API(CSL Java/.Net)アプリケーションもWebサービスのクライアントとなる事ができます。
また、NonStop サーバー上にSOAPクライアントとして動作するアプリケーションを作成し、外部のウェブサービスをNonStopから呼び出すことも可能です。
CSLは、NonStop サーバーのPathwayアプリケーションをJEEアプリケーションサーバと連携させる事が可能です。CSL JEEはJCA(JEE Connector Architecture)*準拠のリソースアダプターです。CSL JEEをJEEアプリケーションサーバに組み込むことで、JEEプラットフォームからNonStop サーバーのアプリケーションを呼び出すことができます。
*(JSR 322)JavaEEプラットフォームとエンタープライズシステムを接続するためのAPIを規定
HPE NonStop サーバー
(CSL Base)
G06.29 以降
H06.20 以降
J06.03 以降
※Guardian OS環境で動作。OSS/Java環境は不要
クライアント環境